窓外風景の見せ方[京都府で撮影]

竣工写真を撮っていると、窓外の風景を積極的に見せたい場合が多いと思います。
室内を撮って、そこにある窓から少し窓外の風景が見える程度は、露出を室内に合わせ、窓外は少しオーバー気味に撮るのが、一般的です。
これは、普通に撮るとそうなりますし、補正する際も特に窓外の風景を鮮明にすることも少ないと思いますので、迷うこともないかと思います。

しかし、下記の写真のように、窓外風景がメインになって、窓周りの床壁天井が写っている場合はどうでしょう?

窓周りの床/壁/天井は撮りっぱなし(無補正)
よく、こうなってしまいますよね。。。
黒つぶれは、失敗感を出してしまいます。

ただ、窓外の風景に注力させる効果があるので、風景を見る写真だと良いかと思います。

そこで、どうするかというと・・・

窓周りの床/壁/天井を少し明るくして、色の彩度をおさえます。そうすると、合成感もなく、実際に肉眼で見ている見え方(脳が認識している見え方)に近いものになります。

建築写真としては、左の写真のように、室内からどんな大きさのどんな窓からどんな景色が見えるかを表現するほうが適切です。

窓外風景がメインの写真においては、窓周りを「明るく」「鮮やか」にするのは避けるようにしていただければ、見やすい写真になります。
旅行雑誌なら上段の写真でも良いかもしれませんが、竣工写真であれば、窓周りは、“程よい明るさ”で、“程よい彩度で”が、基本です。